『なんだか信じられない…。』

深呼吸をして、やっと言葉を発した。

『ヤハヴェのイタズラにハマった感じがするけど。』

ちょっとむくれたキラ。可愛く見える。

『キラと出会って色んなことがあったけど、私は何も出来てない。流されただけな気がするんだ。
だから、地球をよくするために頑張るね!素敵なプレゼントをくれた神様との約束だし。』

キラが笑う。

『確かに、プレゼントと言えばプレゼントなのかもね。ユイに言われると、そんな気がする…。てか、いつの間にか、ヤハヴェもオレのことキラって呼んでたなぁ(汗)』

顔を見合わせて笑った。

『キラの笑った顔が凄く好き。ポジティブな考え方も、素直で真っ直ぐなところも、優しいところも全部好き。伝えられる時が来て幸せです。』

今まで押し殺していた想いを伝える。

『ありがとう。』

そう言って抱きしめるキラ。



私の中に眠るユリア…。

あなたの分も、キラを幸せにします。

あなたの分も、キラを愛していきます。

あなたの分も、キラに愛してもらいます。


だから、今度こそ私と一緒に幸せになって下さい。


ユリア…。キラと出会ってくれて、ありがとう。