『戻せって言われても、取り方知らないし、それに、ユイ似合ってるからあげるよ。』


笑ってるし…。


そんな、おバカな会話をしてたら、空から光が降ってきた。


『ヤハヴェ!』


ヤハヴェって…神様?!

そっか、天使を好きになったから、今度は私が罰を受けるんだ。


『キラ…、ようやく片翼を見つけ出したようだな。』

ヤハヴェが話し出す。

本当にキラと別れる時がきたんだ…。

『見つけたけどいらない。ユイと離れない。』

キラ…。

『キラ、お前に話していないことがある。女…ユリアの魂は、とっくに転生している。
あの後、私は、お前が片翼を探す旅に出るとユリアに伝えた。ユリアは、自分に片翼を預けて欲しいと言った。それでは意味がないのでは…と問うと“キラが私を想ってくれているなら、たとえ姿が変わっても、必ず見つけ出し愛してくれるはずです。ユリアとしての私は、キラに“相手を愛する気持ち”は教えてあげられなかったから、今度は愛してもらえるように出会いたい…。”と言い、転生することを決断した。』

羽根を持たせて欲しい………??


ていうことは………??


『じゃあ、ユイがユリアなの!?』

キラが驚いてる。

私もびっくり…。