優斗と2人きりになってから、あたしはずっと優斗の背中を見ながら歩く。
なんだか横には居づらい。


『なぁ、今日のお前静かじゃねぇ?なんか後ろ歩いてるし』

眉をひそめながら顔を覗き込む優斗に、

『な、なんでもないってば。優斗気にしすぎだって!!』

そう言って、あたしは顔をそむける。


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