コクッと頷きピースサインを返したあたしは、真希が家に入っていくのを見届けてから、振り返り歩き出した。 ゆっくりと歩きながら、 “あたしは・・・"なんて、 何であんなことを口走ったのだろう・・・とひとり思い返す。 もうすぐ十字路に差し掛かろうというところで、人影が見えた。 十字路に来て顔を横目で覗き込み、その人影が唯の彼氏であるタケルだと気付く。 .