純子。


『じゃあ、行くね・・・』

と美香は向きを変えると、ゆっくり歩き出した。


カツ・・カツ・・・

1歩1歩、ヒールの音が遠ざかる。


カツ・・・カツ・・・カツ・・・

『美香!!・・・さん』

振り返った彼女を見て、俺は決心し口を開いた。


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