神様からの贈り物

また瑠珈くんに助けられたね。

お礼しなきゃ…

「瑠珈くん…ありがとう。」

精一杯の言葉だった。

その日私には

小さな小さな透明な羽が1つついた。


今にも壊れそうなくらい小さいけれど

瑠珈くんと一緒にいれば大丈夫だよね。


心の中でそっと私は願った。