「……!!」

僕は慌てて封を切った。

中には一枚の手紙。

これも点字だ。





オニイチャンへ。

ヒサシブリ。

ウメハゲンキデス。

レンラクモシナイデゴメンナサイ。

ミンナハゲンキニシテルカナ、、、

アウコトハデキナイケレド、

ウメハダイジョウブダヨ。

シンパイシナイデネ。

マタ、テガミヲオクリマス。

UME





「梅ーっ!!!」

全部読みきった後、僕は足元をふらつかせながら、外へと飛び出していた。