「可愛いね〜、捨てられたのかな?」 「どうだろ?でも、ここにいたら死んじゃうよね?」 「だね…」 子猫たちはあたしたちをまったく警戒してなく、手に頭を刷り寄せたり、喉を、ゴロゴロと鳴らしていた。 「連れて帰ろ?」 「いいのかな?でも、ご飯とかどうしようか??」 「うーん…」 考えながらネコを見ていた。