幼なじみ〜 それはもどかしい距離〜

【優也】


「あぁ、今年の一年生可愛かったのにー…」


まだ言ってんのかこいつは。



俺はそう思いながら重い体育館の扉を開けた。



「「おはようございます!!」」



「おっす……」



俺がなぜ大勢から挨拶されてるかは、俺が間違ってここの番長を殴っちまったからだ………
それからは、毎朝これだ……。



「あのさ、毎回こんなことされるのも困るんだけど……」


「そうだぞ!悪いと思うなら俺のナンパに付き合え!」


「お前は違うだろ……」



まあ、こんな拓は置いといて−…