心に愛を





のどから順番に、体の中が熱くなってくる。






生きていてよかったなんて思った。







「えっっと、しばらくウチにいてくれていいよ。

家賃はいらないし、でも・・


家事とか掃除、洗濯をしてもらえればありがたいんだけど・・」



申し訳なさそうにあたしを見る。





お世話になろうとしているのはあたしで、それぐらい当たり前のこと。




それでも足りないぐらいなのに。




「それはぜんぜん、大丈夫だけど・・」


「マジ?よかった」



安心したような顔を見せた。