心に愛を



「結乃・・あのさぁー」


「んっ?何??」




不思議そうに見つめるあたしと視線が合っていたのに、空人はスッと逸らした。





「まぁいいや!」


「えっ?どうしたの??」



心配そうにするあたしをよそに、空人は照れくさそうに笑った。



「今夜話すよ。
行ってくるね」


「はーい!
帰ってきたら、リンゴ食べようね」









今日はお天気も良くて、洗濯日和だなって思いながら空人を見送った。




いつもの優しい笑顔で帰ってくるって、当たり前に思っていた。






だけど・・・空人はもう二度と帰ってはこなかった。