「まだ書き終わってないし。本になったら読んでください」 苦笑いでそう言って、あたしの頭を大きな手で撫でた。 心臓が飛び上りそうになった。 どうして・・? 「そ、そんな日が来るの?」 今にも飛び上がりそうな心臓を抑えるのに必死で、可愛くないことを言ってしまった。 「来るよー必ずね」 イタイ・・胸がイタイ。 自信に満ちた笑顔。 その笑顔は反則だよ。 それからあたし達の同居生活が始まった。