心に愛を



まぶたに光が差し込んでくる。



まだ目を閉じていたいのに、光が邪魔をする。



「・・っう・・ん」



光の正体は太陽だった。




時計を見ると、針はちょうど3時を差していた。







人ん家で、よくもまぁこんな時間まで寝れたもんだ・・。





さっきの出来事は夢のようだけれど、フカフカのベットで気持ちよく寝ているのは現実。







部屋の様子が少し違うような・・?



帰ってきたのかな?






冷蔵庫にホワイトボートがかかっていて、そこに何か書いてあった。




『おはよ♪
6時頃帰ります!』





不細工な音符の書き方に、空人の笑顔が目に浮かんだ。