■愛されない理由
俺は奈穂に出会っておかしくなってしまったのかも知れない
今まで寂しさを紛らわすためだけに使ってきた女という道具…
それが急に大事になった
『奈穂… 泣くな…?』
少しでも触れたら崩れそうで
強く抱きしめた日には死んでしまいそうで
大事になったと同時に恐くなった
『笑ってよ… しばらく奈穂の笑顔見てないよ…』
ボロボロと溢れる涙を拭い、奈穂は首を横に振る
ねぇ、笑って…?
どうしたら笑ってくれる…?
『愛してる…って聞きたい…ッ』
奈穂は胸にしがみついて俺を見た
『愛してる…』
『本当に…?』
『本当…』
こんな時に不謹慎かも知れないけど、ふと思うんだ
血の繋がりもない他人の奈穂をこれだけ愛せるのに、どうして俺は親に愛してもらえないんだろう
どうして記憶すら残してくれなかったんだろう
『洋くん… 大好き…』
もしかしたら無くなった記憶の中に愛されない理由があるんじゃないか
俺は何かしたんじゃないか
最近はそればかり思う…
『泣き止んだ?』
『はい…』
奈穂は顔を真っ赤にし、恥ずかしそうに俯いた
それが可愛くて直視できない
『最近、奈穂に触ってないからヤバイかも…』
『え…?』
間の抜けた声とか表情がツボにハマる
『ちょっと家まで我慢できそうにない…みたい…』
俺は奈穂の耳元でそう囁くと首筋にキスをした
『洋く…ッ ここ学校です!』
力無い腕で抵抗する奈穂
『大丈夫… 最後まではしないから…』
『……んッ…!』
そんな奈穂を捩伏せるように強引なキスをした
俺は奈穂に出会っておかしくなってしまったのかも知れない
今まで寂しさを紛らわすためだけに使ってきた女という道具…
それが急に大事になった
『奈穂… 泣くな…?』
少しでも触れたら崩れそうで
強く抱きしめた日には死んでしまいそうで
大事になったと同時に恐くなった
『笑ってよ… しばらく奈穂の笑顔見てないよ…』
ボロボロと溢れる涙を拭い、奈穂は首を横に振る
ねぇ、笑って…?
どうしたら笑ってくれる…?
『愛してる…って聞きたい…ッ』
奈穂は胸にしがみついて俺を見た
『愛してる…』
『本当に…?』
『本当…』
こんな時に不謹慎かも知れないけど、ふと思うんだ
血の繋がりもない他人の奈穂をこれだけ愛せるのに、どうして俺は親に愛してもらえないんだろう
どうして記憶すら残してくれなかったんだろう
『洋くん… 大好き…』
もしかしたら無くなった記憶の中に愛されない理由があるんじゃないか
俺は何かしたんじゃないか
最近はそればかり思う…
『泣き止んだ?』
『はい…』
奈穂は顔を真っ赤にし、恥ずかしそうに俯いた
それが可愛くて直視できない
『最近、奈穂に触ってないからヤバイかも…』
『え…?』
間の抜けた声とか表情がツボにハマる
『ちょっと家まで我慢できそうにない…みたい…』
俺は奈穂の耳元でそう囁くと首筋にキスをした
『洋く…ッ ここ学校です!』
力無い腕で抵抗する奈穂
『大丈夫… 最後まではしないから…』
『……んッ…!』
そんな奈穂を捩伏せるように強引なキスをした

