「あー!惜しかったねぇ!」
会長のでかい声で、目を開ける
触れていた背中が離れて、
さっきまであった温もりが消えた
「……違いましたね…」
「……おう…」
私は陸先輩の目を少し見たが
陸先輩は横に視線をやっていた
あきらかに、気まずい空気
「……?……まぁいいやっ普通は当たらないよねぇ、
じゃあ次は俺と理乃ちゃんねー」
会長はバカみたいにくるくる回って理乃さんの近くに行った
…会長……、気持ち悪いです
「ハァ?マジきもいんですけど。」
思ったとおり。理乃さんはあきらかに不機嫌だった
「だぁー!もうっ頼むよ理乃ちゃんっ!」
会長はそう言って無理矢理理乃さんの腕を掴んだ
無理もないですよ、キモイですから
「ちょっと!手、離しなさいよ!」
理乃さんは文句をいっていたが
体で抵抗するつもりは無かったみたいだ
むしろ、なんか嬉しそう

