エールミー!




「……沙田?」


「あ…、ごめん!」



見とれちゃってた…




「ま、少し休憩しよっか」


「うん…」





ギターを机に立て掛ける





「なんか…今日おかしくない?」


「え?」


「あれ…、俺の勘違い…かな」




……


どうしてだよ


どうしてこんなに嬉しいんだよ





自分のことに気付いてくれる
そんな存在が、私にできた


それがこんなにも、嬉しい…



胸が、締め付けられるほど…