「先輩…声でかいですよ。

聞こえてますって…」




そういって咲坂くんが
またこっちに向かってきた



「えっと…、この二人は双子の先輩で、

こっちの若干身長の高い男のほうが、

紫田陸先輩で、こっちが紫田理乃先輩…」



「おい咲坂!

若干背が高いってどうゆうことだよ!

一応理乃とは1.5cm俺の方が高いんだよ!」



「陸くんうるさい!

大体私たちって全体的にちいさいほうなんだよ?

だってほら、沙田ちゃんのほうが

私たちより大きいもん!」



咲坂くんが紹介してくれた、
このちっちゃくて可愛らしい二人は
双子みたいだ


ところで私のこと勝手にいろんな
あだ名がつけられているが
気にしないでおこう…面倒だし



私の身長は166.2㎝で
女子の平均より少し高い


それでこの二人は
私より・・・4cmくらい低い。
だから目線が少し下にむく


「あ!いま沙田ちゃん

絶対俺のこと見下したよね!?」



「!!」



ちがっ・・・!そういうつもりじゃ・・・!!



「ちょっと陸くん!

だから私達より背が高いんだから

当たり前でしょっ」



理乃先輩(紫田先輩ではどっちかわからないので下の名前で呼ぶ)
に言われた陸先輩は
私をにらめつけるをやめた


はぁ…、敵にまわすところだった…


理乃先輩に感謝だ…