「会長、咲坂!ちーーっす!」
「糞会長と咲坂さん、こんにちわぁ」
2人、だ
同時に部屋にはいっていた
ん…?
今日も暑いねー、なんて言いながら
こっちに近寄ってくる
ふたりの顔をよくみると…そっくりだ
制服からして、男と女であろう
一人は栗色の髪の毛でふわっふわしてる
日本人離れな高い鼻、
目は茶色っぽい。
そしてたれ目の男の子だ
女の子の方は、全くといっていいほど
男の子の顔に似ていて、
髪の毛だけが唯一違う
栗色で、ふわふわしているのは一緒だけど、
腰のあたりまで伸ばしていて
頭に白いカチューシャをしている
くまのぬいぐるみが良く似合いそうだ
どちらも可愛らしくて
愛らしい顔をしている
自分とは大違いだ…
「あー!咲坂!このこが沙田ちゃん!?、
さっき廊下で1年の子達が
咲坂の隣を歩いてたって噂してたんだよね!」
双子の男の子の方が、
私を指をさし、でっかい声でいう

