「…っ、理央奈、亮達が戻ってくるまで、ここ動くなよ?」
「えっ…、しょうにぃ?!」
祥平は、理央奈にそう言い残すと、香織の消えていった方へと走っていった。
「やっと行ったか、祥平」
「あっ…、りょうにぃ、けぇにぃ、はるにぃ、ゆうにぃ……」
4人は、祥平が走っていった方向を見つめる。
「ほんと、意地っ張りなんだよな、祥平は」
「だよなぁ。泣きそうな顔で“もう関係ない”って言ったって、嘘だってわかるに決まってるってーの」
「えっ…、しょうにぃ?!」
祥平は、理央奈にそう言い残すと、香織の消えていった方へと走っていった。
「やっと行ったか、祥平」
「あっ…、りょうにぃ、けぇにぃ、はるにぃ、ゆうにぃ……」
4人は、祥平が走っていった方向を見つめる。
「ほんと、意地っ張りなんだよな、祥平は」
「だよなぁ。泣きそうな顔で“もう関係ない”って言ったって、嘘だってわかるに決まってるってーの」



