「良かったな、理央奈」

「うんっ!」




笑顔の理央奈に、そこにいた誰もが安心した。


まだ、誰も気づくはずがなかったのだ。


たった4歳の少女が、これから星龍と理央奈に最大の悲劇をもたらすことになることを…―。