暴走族と4才児!

忍は、理央奈の頭を優しく撫でて囁く。


「大丈夫だよ。前に約束したでしょ?何かあったら、僕を呼んでって。理央奈ちゃんは、1人じゃないでしょ?」


「忍君…」


理央奈が忍にお礼を言おうとすると、理央奈の頬から小さなリップ音がした。




「…~っ、し、忍君っ!」


顔を真っ赤にして怒る理央奈に、忍はいたずらな顔で笑った。