暴走族と4才児!

「正直に言っていいぞ?幼稚園に行くの……、本当は怖いんだろ?」


「……………」


理央奈は、コクリと頷く。


幼稚園に行くと言った時の理央奈の笑顔が少しだけ強ばっていたことに、圭人は気付いていた。


「怖い、よ。物凄く……怖いよ…。でも……今行かないと、もう行けなくなっちゃう気がするから………」