一方的に決められているような気がする。


「シーはどうすんの?」


「須川先輩の立場も有るしぃ、行くしかないですよねぇ。
 私ぃ、飲めないんですけどぉ」


「私、断ろうかなぁ?」


「行かないんですかぁ?」


「気が進まないし」


「出ないとぉ、マズいと思いますよぉ」


「かもねー」


 どうすっぺっ迷っている時、今度はアイリスからメールが届いた。


 開けてみると…


 ゲッ!?


>シーから聞いたでしょう?
 絶対に雅治のウチへ行くのよ<


 うわー、何たる事じゃー!?


 飲み会に参加するしないを確認しないまま、アイリスのペースに乗せられている!


 シーが別の話しをした。

「その須川先輩とぉ、後藤雅治さんの相性を私ぃ…占いましたよぉ」


「ほー、占いを」


 シーは占いが趣味で、色んな種類の占いとかに精通していた。