「はぁ…。やっと学校終わった。」

ここは日本の千葉県。
ここに今の世の中に飽きて来た少年がいた。
「毎日毎日学校学校…もっとこう、何かわっと驚く事が起きないかなー」

彼の名は『濱田京介(ハマダキョウスケ)』。私立高に通う高校1年生である。
成績は平均より少し上なくらいで、優秀とは言えない。
ちょっと夢見がちな正確で、時々夢に出て来るのはありもしない見たこともない場所で、魔法使いの様な格好の人に馬鹿にされる、と言う物。
何故か出て来る人も決まっていて、場所も大体決まっているのだが、毎回場面が違うのだ。
馬鹿にされるのは良くはないが、是非行って見たいと京介は思っていた。
まさかこれが現実になるとは思いもしないで…─────