「おう、俺について来い」


あたしは腕を握られた。

「ちょっと!」



そしてフロントに行き
「この子、今日づけで、やめさせるから」


「は?」



「え?困ります。」


店長はあわてながら
説得に入る。



「ここ本番させてるでしょ?
俺、こういうモンだから」


男は名詞を店長に渡した。



「あ・・・」

店長は驚いた表情を見せた。


あたしは

「勝手なこといわないで!店長も困るし
あたしだってよくわかんないのに!」


「いや・・美桜ちゃん・・」


「はい?」


「美桜ちゃんクビ」

「はい?」


「早くお店からでてって」


どういうこと?


「そういうことで」


男はあたしを引っ張っていった。