そんな短く小さな音が自分には大きく聞こえた。

「…うん、美味しいっ。」

悪魔みたいに舌をだして意地悪な笑みを浮かべる一輝。

そんな一輝がすぐ目の前に居る。

「ーーっっ?!///」

はっと我に帰る。

どうしよう。

どうしよう。

さらに鼓動が速い。

顔があっつい。

恥ずかしい。

そんな事しか考えられない。