また六汰さんが頭を叩く。 「ちげーよ! ごめんな、海空ちゃん。こいつ、俺の弟なんだよね」 「お、弟さんですか…」 言われてみれば似てるのかもしれない。 「ねえっ!海空ちゃんってゆーのっ?」 また顔を近づけてくる。 「ひゃわっ/// ち、近…///」 どうしよう…。 さっきからずっと鼓動が速い。