(こっ……
こんなんじゃ私、
いつまでたっても友達できない!)
………と思い
何度も何度も言葉を切りだぞうとするけど
やっぱり言葉がでてこない。
好い加減
ウザがられてるかなぁと思い
男子生徒の顔をちらっと見上げてみる。
けれどその男子生徒は、
ウザがっている様子はなくて……。
動揺している私を見て
なんだか可笑しそうにくすくす笑っていた。
「………そんなに緊張しなくても
大丈夫だよっ
突然話しかけたりして
びっくりさせてごめんね。」
そういって
私の頭に、ぽんっと
手を置いてきた。
「ひゃっ
ななななんですかこれは?!」
私は今までにないくらい驚いた。
なんだか急に
心臓がばくばく
暴れたす。
そんな私の動揺を
知ってか知らずか
男子生徒は、私の頭を
ぽんぽん叩きながら
「僕、玉木優生って言うんだ。
よろしくねっ
君の名前は?」
なんてのんきに聞いてくる。
