「柚?」

「あたし、帰りますッ!!」

「「は?」」

「お邪魔しました。恭平!!…と、
相楽さん!!またね!!」

そう言って猛スピードで、
病室から出て行ってしまった柚。


残された俺と潤は、
ポカーン…。

何が起きたのか、
イマイチわかってない。

「帰っちゃったね?」

「あぁ…。なんで帰るんだよ」

まだ、
柚に触りたかったのにな…。

………って!! 俺は変態かっ!!