「大丈夫なの?」
「はい!!全然大丈夫です!!」
―――「泣き腫らしといて、
全然大丈夫です!!って
意気込まれても…ねぇ?」
……っていう声が
聞こえてきそうな表情で見てくる
宮園家(相楽家)使用人の
みなさん。
「…………夏川さん。とりあえず
あなた今日は、潤さんの補佐に回
りなさい。その顔じゃ、いつもの
仕事は無理だわ」
「はい!!」
確かに…こんな顔を
旦那様(桜の父親)や
奥様(桜の母親)には
見せられないよね…。うん。
―――ってことで今日は、
潤の補佐に回ることになった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…