―――もうこれ以上は 聞きたくなくて、 あたしは足音をたてず、 部屋から離れた―…。 ―――まさか、 盗み聞きをしていたことが、 李玖様には気づかれてた なんてそんなこと、 もちろん知る由もなかった―…。