執事様とメイド様〜永遠恋〜



―――それを知った俺は、
普段なら、
絶対にあり得ないことをした。


大好きな柚のために、

大切な柚のために、した。


義父に頼み込んだんだ。


「柚を家で雇って欲しい」

……………って。


俺の彼女だってことも、話した。


………話した上で、交渉した。