「柚…」

「なんでじゅ…相楽さんのニオイ
が恭平からするの?恭平、いつも
の香水は?」

―――思わずそう、
聞いてしまった。






まぁ……結果的に、

このとっさの逃げは、

自分で自分の首を、
締めることになったんだけどね。