潤の家に来た、
次の日の夕方…だったっけ?

―――とりあえず、
潤が帰って来る前に、
俺は李玖に電話した。


まぁ…結論から言えば、
電話したことを
姫華の話をしたことを
恐ろしく後悔した―…。


俺…執事失格だ。

最低なヤツだ。

兄貴なのに…。

李玖は…俺にとって一番大切で…

一番近い存在だから―…。