執事様とメイド様〜永遠恋〜



「俺は、与えられた仕事をこなせ
ませんでした。だからこれは受け
とれません。3週間、お世話にな
りました。失礼します」

「わかっていると思うが、家にい
ることにしておくからくれぐれも
バレないようにな?……日向家の
名誉のためにも」

「ありがとうございます。失礼し
ます」


―――部屋で荷物をまとめる。

……………クビ…か…。

俺、何かしたのかよ?

考えても考えても、わからない。

荷物は少なかったから、
すぐに片づいた。