あまりの豹変っぷりに、
驚いているやいなか、

「潤は黙っててよ!!」

と、潤様が怒られる始末。


……………。

さっきから無言の潤様。


………こぇ〜…。

そう思ったのと同時に、
俺は日向 恭平に
激しく嫉妬した。


―――俺がどんなに頑張っても、
ピクリともしなかった姫華様の
表情を、たった…
会っただけで、
表情豊かにした、
日向 恭平に―…。


執事としての敗北感を、
感じた―…。