この間、満員電車の中で押し潰されそうになっているお婆さんがいた。僕は始発の駅から毎日会社まで座って通っている。僕は座りながら「なんでこんな時間の電車に乗るんだろう?」と思った。
まぁ、お婆さんにしてみれば、その時間の電車に乗らなければ間に合わない用事があるのだろうが、その用事の内容を知らない赤の他人の僕からしてみれば「時間をずらせば良いのではないか?」とか安易な発想しかでてこない。
幼少時代はよく先生やら両親やらに他人であろうとなかろうと『体の不自由な人や年配の方には席を譲りなさい。』とよく言われたものだ。今でも放送や車内のシルバーシートの窓の所には同じような事が書いてある。
いつからだろうか、昔は出来ていたことなのに今では出来ない。