だから精いっぱいの思いを、綺麗にまとめた頭のおだんごと、空色に淡く大きな向日葵が描かれた浴衣に込めて、待ち合わせ場所に向かった。 神社の鳥居前。 入り乱れる人。 ソースの香りに混じって一際目立つ、ふわふわと漂うわたあめの甘い香り。 日下部のひとつだけ飛びぬけた坊主頭が目に飛び込んだ。