【完】どの夏よりも切なく


「日下部」



私は花火に照らされた…初めて見る日下部の横顔を見つめながら、伝えた。



「私、日下部が好きだよ」



「……そんなこと言われたら、泣けてくるだろ?」



「どうして?」



「だって、俺負けちまったんだぜ?超格好悪いじゃん」



「そんなことない」



「どうせ告白するなら、俺がかっこよく勝利した時にすればいいのに」