ノックをした。
「千穂…………
入って良い?」
恐る恐るきいた。
なにしろ、4年ぶりだから
緊張した。
そして千穂の小さな声が
聞こえた。
「翔…………?
来てくれたの…?」
「うん。
心配だったし、
ノートも持ってきたよ」
照れ臭かったが
“心配だった”
と、素直に言ってみた。
「ありがとう…
どうぞ、入って…?」
返事をきくと、
ドアノブに手をかけ
ゆっくり戸を押した。
ベットの上にちょこん
と座る千穂。
“可愛い…”
思わず口に出しそう
になったが、
慌てて止めた。
変態としか思えない
発言だからだ。
「具合はどう?」
部屋にはいるなり
きいた。
「大丈夫だょ。
熱はないんだ…。
元々、
体調が悪いだけだったし
ずっと寝てたよ。」
そう言って
千穂は微笑んだ。
熱はないんだ…。
それを聞いて安心した
僕はノートを渡した。
今日の授業ノートだ。
「ありがとう…!!
助かるよ!
やっぱり翔は
頼りになるね!」
満開の花のような笑顔を
浮かべて僕に
お礼を言った。
“頼りになる”
なんてそんな笑顔で
言われたら
わざわざここに来た
甲斐があったなと
思うのは当たり前だ。
「千穂…………
入って良い?」
恐る恐るきいた。
なにしろ、4年ぶりだから
緊張した。
そして千穂の小さな声が
聞こえた。
「翔…………?
来てくれたの…?」
「うん。
心配だったし、
ノートも持ってきたよ」
照れ臭かったが
“心配だった”
と、素直に言ってみた。
「ありがとう…
どうぞ、入って…?」
返事をきくと、
ドアノブに手をかけ
ゆっくり戸を押した。
ベットの上にちょこん
と座る千穂。
“可愛い…”
思わず口に出しそう
になったが、
慌てて止めた。
変態としか思えない
発言だからだ。
「具合はどう?」
部屋にはいるなり
きいた。
「大丈夫だょ。
熱はないんだ…。
元々、
体調が悪いだけだったし
ずっと寝てたよ。」
そう言って
千穂は微笑んだ。
熱はないんだ…。
それを聞いて安心した
僕はノートを渡した。
今日の授業ノートだ。
「ありがとう…!!
助かるよ!
やっぱり翔は
頼りになるね!」
満開の花のような笑顔を
浮かべて僕に
お礼を言った。
“頼りになる”
なんてそんな笑顔で
言われたら
わざわざここに来た
甲斐があったなと
思うのは当たり前だ。


