「なに、してるんだ結衣」 私は首を振って、光芽から離れようとした。 「座ってて。」 光芽に抱きしめられて、膝…正確には太ももから降りれない。 「なんで、座ってたのかな…結衣ちゃん」 イジワルな光芽の視線が私に刺さる。