庶民♀♂御曹司【短編】






「なに、してるんだ結衣」



私は首を振って、光芽から離れようとした。



「座ってて。」



光芽に抱きしめられて、膝…正確には太ももから降りれない。




「なんで、座ってたのかな…結衣ちゃん」



イジワルな光芽の視線が私に刺さる。