庶民♀♂御曹司【短編】





しばしの沈黙。



えっ。何これ。




「こぉ・・・うが?」



「・・・・・。」




光芽はイヤホンをして、音楽を聴いたまま寝てしまっている。



「えぇー」



プライベートジェット機はそれなりに、暇を潰す物はあるのだが、どうしてもやる気が出ない。





隣の光芽を見て、寂しいなんて思ってしまった。




「・・・・かまって欲しいの?私・・・・」




私はそれが本当の気持ちなのか知るために。



光芽に近づいた。