天才少年と天然少女

「ふぇ!?」

あまりに突然すぎて素っ頓狂な声が出た。

“かわいい”

なれない言葉にちょっとむずがゆい感覚になった


「ぇ!?あー、えっと!その!あなたもかっこいいですね!」

いきなりわけの分からない言葉を言ってしまった。


「あはは!照れちゃってかわいー。ありがとね。オレ、品川悠治(シナガワユウジ)。牧本中からきたんだ。よろしくね。」

と彼は言った。

「は...い。」

なんだかよくわからないまま、朝の時間が終った。