天才少年と天然少女

なんで荒川くんが!
ないない。

ないよ!!

「なに考えてたの?」

とイブ。

「んー?なんでもない!えへへ!」

と笑ってごまかした。

「今日はこれで終わりだって。一緒に帰らない?」

とイブ。

「う.....

うんって言おうと思ったら

「朔ちゃん、オレと一緒に帰らない?」

と、私の手を誰かが引っ張った。