小さな無人駅を降りてすぐ、燃える紅葉が目に入る。 駅の付近には甘味処があって、ゆっくり団子と茶を啜る観光客の姿が幾つもあった。 とりあえず近くを探してみよう。 ミソラの足でそう遠くまで歩いていけるはずはない。