泳いでね、スー〜震災の中で〜

「お母さん…元気君…助けれなかった…。一度は…よかったのに…。なのに、元気君の…家族は、僕を助けてくれた…。たくさんの人の…生きたかったって思い…まだ感じるけど…。何もできない…。」

お母さんにもたれて、僕はひたすらと泣いた。
そんな僕を撫でながらお母さんは、

「ノナは…頑張ったよ。立派だったよ…。だから、今日、一杯泣いたら、ご飯食べて、ゆっくりと寝なさい…。そして、明日からは笑えるようになろうね…。元気君達の分まで…。」

と、囁きかけてきた。

僕はそれを聞いて、さらに泣いて、泣いて泣きまくったのでした。