泳いでね、スー〜震災の中で〜

元気を凝視した彼女は、元気の体の下にいる生き物に気付き、呟いた。

「イルカ……えっ……スー!?」



「間に合った……のかな…。」

僕は背中に乗せた元気君をとにかく水の中から出すようにした。
それは前に、お母さんから元気君達人間は、水の中では生きられないって教えてもらっていたから…。

とにかく、元気君を彼のお母さんの所へ…。

もう…、流れはきついし…。
色んな物が流れていて、泳ぐ邪魔をしてくるんだ。