前髪に触れてた手でミリアの頬に触れるとミリアの身体がピクッと震えた。 と、その時 「兄貴!煙!!」 その声に振り返ると玄関の方から煙が入って来ていた。 雄平は慌てて玄関を開けるが、そこは火の海でとても逃げられる状態ではない。 「・・・・っ」 火の勢いが異常に早くあっという間に部屋にまで広がってきている。 「何だよ・・・これ」 ミリア達は炎の中に閉じ込められてしまった───────。