ミリアの瞳からは涙が零れていた。 「え、ミリア!?」 「何女の子泣かせてるんだ」 比呂がオロオロしているとメガネをかけて白衣を着た女性が比呂の頭をこずいた。 「気分はどうだ?」 ミリアはキョトンと女性を見上げる。 もう涙は止まっていた。 「まあ、軽い貧血だな。あとはずいぶんと疲れてるみたいだけど・・ま、安静にして美味いもんでも食ってりゃ治るよ」 丁度グラウンドで体育の授業をしていた比呂はふらふらと歩くミリアを見つけて後を追った。 案の定倒れたミリアを保健室へと運んだのだ。