(・・・・?・・) 一瞬、眩暈がした。 炎天下の中歩き続けたせいか・・・ 壁に手をついて立ち止まった。 眩暈がどんどん酷くなっていく。 頭がくらくらして足元がふらつく・・ 次第に景色まで歪んできて、意識も危うくなってきた 「・・・・っ」 「・・・ミリア!!」 どこかで聞き覚えのある声がした。